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就職を望む人が、履歴書を書いて先方に送るのは日本もアメリカも変わらない。だが違うこともある。米國ではふつう、顔寫真を張る必要はない。肌の色などによる書類審査の差別を防ぐためだ 求職者投簡歷的過程在日本和美國是不會變的。但是，卻有分別。美國一般，都不會在簡歷上貼照片。原因就是為了防止根據(jù)膚色進行記錄調(diào)查。 ▼ それで差別はなくなったのかと、シカゴ大學(xué)の教授らが數(shù)年前に「実験」をした。求人広告を出したいくつかの企業(yè)に、目的を伏せて３７００通の架空の履歴書を送った。返事が戻ると、案じた通りだった 芝加哥大學(xué)的教授們數(shù)年前對有無區(qū)別對待的事實進行了實驗調(diào)查。他們隱藏實驗?zāi)康模蛟S多打出招聘信息的公司寄去3700份簡歷。如果有回音的話，那么就如所料地通過了。 ▼ 白人に多いとされる名前（たとえばエミリー）で送った履歴書には面接の通知が多かった。黒人につけられがちな名前（たとえばラトーヤ）には少なかった。１．５倍の差がついたそうだ。平等をうたう奧に、なお根強い差別がひそむ一例だろう 大多是取白人的名字的人得到面試的通知。寫著黑人樣的名字能得到通知的人很少。兩者間的差距相隔1.5倍。這是一個雖然當著人面宣揚平等，背后卻深藏著強烈的區(qū)別對待的例子吧。 ▼ 自ら勝ち取った法や制度の平等は、皮肉なことに黒人を追いつめてもきた。「それでも貧しいのは努力が足りないからだ」。責任を個々の黒人に帰する風潮を米社會は強めてきた。そして、貧富の格差はブッシュ政権で極まる 黑人親身贏得的法律和制度的平等，像諷刺一樣追得自己走投無路。“那樣的現(xiàn)象是因為努力不足”。在美國社會，盛行將責任歸咎于黑皮膚的人的風潮。布什政權(quán)的貧富差距尤為鮮明。 ▼ そのブッシュ氏が、オバマ氏勝利の立役者との見方がもっぱらだ。これまでは低かった黒人の投票率が、今回は跳ね上がったそうだ。「悪い政治家をワシントンへ送り出すのは、投票しない善良な市民たちだ」。そんな警句をきっと、多くの人に思い起こさせたに違いない 專門有些評論認為，布什在奧巴馬的勝利中，起到重要作用。曾經(jīng)寥寥無幾的黑人投票率，現(xiàn)在已經(jīng)暴漲上來。“把低劣的政治家請出華盛頓，不投票的市民是善良的好市民。”這樣的警局聽了之后，也一定有人會那樣做的。 ▼ 歴史的な勝利にどれだけの涙が流れただろうと、本紙記者は黒人の喜びを伝えていた。號泣した人もいる。これを機に本當の平等が加速していくなら、不人気きわまるブッシュ氏の、數(shù)少ない功績の一つとして歴史に殘るかもしれない。 無論是何人都會為歷史性的勝利留下淚水吧，正因為有這樣的體會，本報的記者為黑人傳遞著喜悅之情。更有人因此而慟哭流淚。像如此這般的契機加速平等的話，對于沒有人捧場的布什，也算是少數(shù)業(yè)績中的一個留在歷史中吧。 |
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